シルエットは、フランク・ショーター本人のランニングフォームをデザインしたもので、天性を持った彼のフォームは当時の世界のランナーのなかで一番美しいとの評判がありました。
陸上のトラック競技は必ず時計と反対に周回するので、スタンドにいる観衆から見て、左から右に流れるような、躍動的なグラデーションのデザインにしました。ひと目で見てこの商品のターゲットはどのスポーツなのかが分かるはずです。また、一度目にしたらまず忘れる事は無いほど強い個性をもったデザインです。
ブランドのコンセプトにもあるように、極限まで機能を追及する世界で最初の長距離専門ランニングウエアとして発表されましたが、running wear
ではなく、running gear としたのは、機械の歯車(ギア)のように精密にデザインされているという高いイメージを持つためです。gear はいまでこそ一般的に、”用具、用品”という意味で広範囲に使用されていますが、1977年当時は一般的に使用されていませんでした。そこで、ハイテックな精密機械のイメージを社名、ロゴに採用したのです。多分、日本のスポーツ業界で
gear を広く使用したのは私達が最初ではなかったでしょうか。
スポーツ業界や陸上競技の人々以外に対して社名を提示すると、機械メーカーと間違われたこともありました。
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