編集部: 随分と早いスパートですね。 ショーター: はい。 25キロ地点では後続に1分以上の差をつけていることが分かっていました。 また、幸運なことに僕の横を走っていたラジオ中継バスに搭乗のアナウンサーが英語で放送しており、私のリードがだんだんと大きくなっていることが聞こえてきました。 この時は相当なハイペースでした。 編集部: それはついていましたね。 ショーター: 作戦面でリード差が分かるのは大変有利です。 イングリッシュ公園に入ってからは多くの曲がり角とアップダウンがありました。 私に有利だったのは、追う側にとって私の姿が捉えられない状況だったことです。 追う側は心理的に不安があるものです。 私にはリード差が分かっているし、追っている選手達には分からないという違いがありました。 でも、私がマークしていたクレイトン選手(豪州)がいつか追いついてくるのではとの懸念がありましたので、何度も曲がったコーナーでは後続を確認しました。
第7回へ続く ・・・・・・・
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